以下をクリックすると各タイプの
 ページにジャンプします。

T41 Weinberger



 RIO (伊) No.36
   1/43 メタルダイキャスト


   RIOのミニカーが我国に輸入されたのは昭和40年
 (1965年)です。このときの輸入会社は国際貿易で
 した。
  当時のカタログには”Weinberger"はありませんので
 、このモデルが輸入されたのは恐らく1970年台に入
 ってからかと思います。

  1972年のRIOのカタログにはこのモデルが掲載され
 ていて、1500円の値札が付いています。

  写真のミニカーはその頃に横浜の千代田ママストアー
 で購入したものです。

  もともとの”Weinberger"の色は白ではありませんでし
 がレストアされる過程でオイスターホワイトに再塗装され
 たという記録が残っていますので、このモデルは再塗装
 後の現存車体を再現したものと思われます
   

 実車と比べて幌がすこし高すぎると思います。



 RIO (伊) No.37
   1/43 メタルダイキャスト

 
 No.36のオープンバージョンです。車体色について
 はRIOの創作によるものだと思いますが、色によってミ
 ニカーの印象がだいぶ異なってしまうという良い例です。

  特に鶯色のT41には強いノスタルジーを感じます。
 子供の頃、実車もこういう色だと思い込んでいました。

  RIOのT41は全てのモデルでシャーシが共通部品
 でエンジン搭載、エンジンフード脱着が基本です。

  ただし、このモデルに限ってはドアもオープンし、前席
 がリクライニングします。

  鶯色のモデルは初期のモデルで、早い時期にカタロ
 グから消えて代わって青と黒のモデルが登場しました。

   RIOのモデルは塗装がよく、私の手元に有る全てのモ
 デルで塗装の劣化等のトラブルはありません。

  エンジンフード脱着、ドアオープン、前席リクライニング



 ALTAYA(IXO) (仏)
   1/43 メタルダイキャスト


  完成当初の”Weinberger”をモデル化したもので
 す。 
  低い屋根、黄色のストライプ、そしてフェンダーのライ
 ン等、今のところこのモデルが1/43の決定版です。

  ALTAYA製としていますが実際のメーカーはIXOで
 す。 ”Esders”のところでも記載しましたが、IXOの
 モデルをALTAYAが販売しています。

  重箱の隅的な違いはありますが、基本的に両者は
 同じモデルとして扱っています。




★ところで、この車の模型の世界一はジェラルド・ウィン
 グローブ氏による作品だと思いますが、このミニカーは
 その作品と瓜二つです。




 OLDCARS (伊) ART.101
   1/43 メタルダイキャスト

  
RIOのコピー製品です。コレクション・アイテムではなく
 お土産品などとして製作されたものだと思われます。

  前後ともにバンパーがついていませんが、入手したとき
 はケースもちゃんと付いており、損傷もなかったのでバン
 パーについては初めから無いのか欠損なのか不明です。




 Del Prado (中) No.64
        1/43  メタルダイキャスト

 デルプラドのカーコレクションシリーズのうちの1台です。
 
 現存する車体をモデル化したものですが、なんとなくず
んぐりしたフォルムです。
 



TINTOYS (香港) WT302
    1/87 メタルダイキャスト


  クラシックカーシリーズのうちの一台。

   シリーズのラインナップは以下の通り。
        WT301:イセッタ・フランスキーニ
            WT302:ブガッティ・ロワイヤル
            WT303:ロールス・ロイス・ファントムⅡ
            WT304:メルセデス・ベンツ770・カブリオレ

   左の写真の後方は、WT304:メルセデス・ベンツ770。

  車種選定とその形状からRIOの同型モデルを縮小
 コピーしたシリーズと思われます。T41は右ハンドルで
 すがこのモデルは左ハンドルです。コピーミス?

  完成度はRIOのものには遠く及びませんが、パッケー
 ジは比較的しっかりしていて、単なるコピーではなく”縮
 小コピー”している点や、シリーズ化していることなど憎
 めないモデルです。

  箱絵はたぶんブガッティ・ロワイヤルを知らない人が描
 いたものなんでしょうが、それなり真面目にやってます。




 LINDBERG (米) No.6602
   1/24 プラスチックス(キット)

 
プラが薄くシャープなキットです。部品点数も多く完成
すれば見栄えがするでしょう。

 箱絵に描かれているのは、オイスターホワイトの車体に
緑色の幌、トリム回りも幌と同じ緑色です。これは現存
する車体色と同じです。



MZZ AG-Schaffhausen (スイス) H10009
    1/87 レジンキャスト


 HOスケールのビンテージカーをシリーズ化しているMZZ
のうちの一台です。
  他にもT41ロワイヤルのミニカーがありますが、今の所
入手できたのはこの一台のみです。
 車体を構成するパーツは、車体本体、フェンダー、幌、
トランク部などに分かれていて、エッチングパーツもついて
いるという本格的なものです。

 添付の説明書きには1/87と記載されていましたがWB
を測ってみると約5㎝なので、実車のWB:4.3メートル
との比較でスケール表示はほぼ正確です。
 この大きさですが、ワインベルガーの特徴を捉えた素晴
らしいプロポーションです。オイスターホワイトの車体色も
美しい!!






 ひとつ前のページに戻る