Type252


  T251で失敗したブガッティにT251の直列8気筒エンジンの半分4気筒を使用してバルケッタ風ボディを持つ1.5リッター

  のスポーツカーを製作する計画が持ち上がりました。 これがのちに”BUGATTIANA”の愛称をもつT252でしたが、この

  計画は実現されることはなく、1963年になってブガッティ社は同業のイスパノシーザ社に売渡されてしまい事実上ブガッティ

  というメーカーは消滅しました。


   その後、残された設計図面よりT252が複製され現在少なくとも2台のT252が存在しています。  



 SUNMOTOR CO (英) No.6
  1/43 レジン (キット)

  
ミュールズ博物館に展示されていた車体をモデ
 ルに製作したレジンキットです。
  車体も固く抜きの状態もよいキットです。
  シャーシーなど一部のパーツはホワイトメタル製
 でエッチングパーツは付属していません。

  あまり聞き慣れないメーカーのキットですが出来
 は良さそうで、国内でも数台が流通した様です。

  以下の写真は令和になって私が完成させたミ
 ニカーです。キットに付属のホイールはホワイトメ
 タル製で酷い鋳造だったので、別の1/43の
 フェラーリ275GTBのミニカーのもを転用してい
 ます。

  座席はホワイトメタル製ですがこれに薄く剥いだ
 黒革を貼り付けて仕上げています。また、幌の
 格納部分は幌地に似たビニール布を使っていま
 す。塗装で仕上げるのが一般的ですが、実物に
 近い素材を使うことで存在感が増します。



  車体は現代的なバルケッタ風ですが、ラジエター部や前後のバン
 パー、テールランプなどにレトロな雰囲気があります。
  ミュールズ博物館に展示してある実車に出来るだけ忠実に作って
 います。ワイパーはありませんでした。


 寝そべっている女性は1/43のレジンキットで初めから両手にスパナ
を握っていました。この手のガレージキットは結構高価です。


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