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Ｔ４１　Ｗeymann


 　ＲＩＯ　（伊）　No.５４
   　１／４３　メタルダイキャスト

　ＲＩＯが一連の初期モデルを発売してからかなり期間がたってから
　追加された車体です。

　　もうＲＩＯからは新しいＴ４１のモデルは出ないだろうと思っていた頃
　に発売されました。渋谷パルコのＭＡＲＫ（ポストホビー）でこのモデ
　ルを見つけたときは夢かと思ったほどです。４３００円でした。

　　このモデルと前後して”Coupe Fiacre"も発売されました。当時の
　価格でＲＩＯのＴ４１は４，３００～４，８００円でした。

　　さて、問題の車体側面の色については黄色が好きなＲＩＯにしては
　このモデルでは赤色を選択していて、後部のトランクケースは黒という
　おしゃれな色調です。
　
　　次に紹介するＭＣＷのウェイマンと比較して全体が細長く見えるの
　はＲＩＯが全てのＴ４１で共通シャーシーを使用しているためです。
  　



　ＭＣＷ（ＩＸＯ）　（仏）　ＳＣ－０４　１６２１０４
　　　　１／４３　メタルダイキャスト、一部プラ

　　車体側面の色は黄色です。ＲＩＯのウェイマンはこの部分が赤に
　なっていましたが、実車の写真を見るとかなり白っぽく見えるので
　私的には黄色に塗られていたのではないかと思います。

　　海外の専門書のイラストでも側面が黄色、リアのトランクケース
　が薄茶に塗られていました。

　ただし、塗り直した可能性もないわけでないので何とも言えません。

　　ＭＣＷはフランスの新興メーカーですが、Ｔ４１を積極的にモデル
　化してくれるのでありがたいかぎりです。

　　プラスチックスを多用しているため手にとった時の重量は思いのほ
　か軽いですが、全体によくまとまっていてプロポーションはたいへんよ
　いです。
　　ＳＯＬＩＤＯとＲＩＯだけだった１／４３のＴ４１のシリーズに新たなメー
　カーが加わったことはコレクターとして大変嬉しいです。
　　


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