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Ｔ４１　DoubleBrougham
　ＲＩＯ　（伊）　No.５４
   　１／４３　メタルダイキャスト

　　１号車に３番目に架装されたのが、後部に特徴的な楕円形
　の窓をもつ４ドアコーチです。

　　実車の写真を見ると車体後半のドアより下側の部分が明ら
　かに車体とは別の明るい色で塗装されていることが判りますが、
　白黒のため色までは判りません。

　　このＲＩＯのモデルではその部分を黄色で表現していますが、
　海外の専門書のイラストでは赤く塗られているものもあります。

　　いずれにしろミニカーでこの”Ｄｏｕｂｌｅ　Ｂｒｏｕｇｈａｍ”のモデル
　は大変珍しく製品化してくれたＲＩＯには感謝致します。

　　ＲＩＯの製品はさすがメードインイタリアだけあって長期に渡って
　も劣化が少ないです。日本の気候においてのウイークポイントは
　プラスチック部品（ホイール、グリル等）のメッキのはく離です。

　　写真のモデルは購入後４０年近く経過していますので若干で
　すがホーン部分等のメッキ部分が剥がれています。


　ＲＩＯ　（伊）　No.４２１５
   　１／４３　メタルダイキャスト

　最近ＲＩＯから発売された”Ｄｏｕｂｌｅ　Ｂｒｏｕｇｈａｍ”です。

　上のモデルの色違いですが、上のモデルは１９７２年のＲＩＯの
カタログにすでに載っていますので、この両者の発売時期は実に
４０年以上の歳月のひらきがあります。

　それほど長い期間同じモデルを作り続けているのですね。ミニ
カーにギネス登録があったらＲＩＯは有力候補ですね。

　新旧モデルの違いは殆どなく同じ金型を使用しています。
それが証拠にＲＩＯのＴ４１の全てのモデルのボンネットはどのモデ
ルにもピッタリはまります。

　しいて違いを言うなら旧製品では逆三角形のような妙なマス
コットだったものがエッチング製の”象”になったことや、ラジエター
にブガッティのエンブレムマークが入ったことなど部分的なデティー
ルアップが図られていることです。
　製品Ｎｏ．もリセットされ箱も立派になりました。


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