ＦＩＡＴ５００のミニカー

　フィアット５００については戦前～戦後の長きに渡って各種タイプが製造されていますが、ここでご紹介するのは、ダンテ・

　　ディアコーザ技師の設計によるいわゆる二十日鼠＝トポリーノの愛称で呼ばれた一連のシリーズです。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＦＩＡＴ５００のプラモデル

ＦＩＡＴ５００Ａ、５００Ｂ
(１９３６年～１９４9年)

　「ローマの休日」で王妃のオードリ・ヘップバーンが新聞
　記者のグレゴリ－・ペックに送られる時に乗っていたのが
　このトポリーノです。
　　　⇒　「ローマの休日」

　　以来、この別れのシーンが頭から離れず、ドグー製の
　トポリーノを見つけたときに飛びつくように購入したのを覚
　えています。

　　４座のワゴンや商用のエステートバン等色々なバリエー
　ションも作られました。

★写真のミニカーはNOREV(仏）１／４３　メタルダイキャスト

★お巡りさんは１／４３のメタルフィギュアーです。

ＦＩＡＴ５００Ｃ
　（１９４９年～１９５５年）

　ボンネットの形状をより近代的に変更したのが”Ｃ”タイプ
です。一応、トポリーノのシリーズに含まれていますが、もは
や鼠顔ではありません。

　　A、Ｂタイプと同じく４座のワゴンや商用のエステートバン等
　、幅広い用途で活躍しました。

　
★写真のミニカーはSPECIALC １／４３　メタルダイキャスト

★コート姿のおじさんは別のＦＩＡＴムルチブラのタクシーに
　付いていたダイキャスト製のフィギュアです。タクシー乗場
　の案内係とかだと思います。

SIMCA５
(1937年～）

　１９３７年よりフランスでノックダウン生産されたトポリー
ノです。FIAT500との外見上の違いは殆どありません。
　ミニカーとしての識別方法は裏版等の表記やホイー
ルキャップなどの刻印でSIMＣAと判る場合があります。

それにしても戦後になってフランスでルノー４ＣＶやシト
ロエン２ＣＶが発表されましたが、それよりはるか以前に
このトポリーノが生産されていたことにあらためてイタリア
人に敬意を表したいです。

★写真のミニカーは　ＩＸＯ（中）１／４３　メタルダイキャスト

★郵便屋さんは１／４３のメタルフィギュアーです。

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